目薬が怖い人はコツを覚えてスマートに
2017年01月04日
目薬が怖いという人は意外と多いようです。容器を真上に構えて水滴が落ちてくるのを見ながら差すとどうしても緊張しますし、目にも衝撃があります。視力が弱い人は容器の位置がうまく合わせられず、目のまわりがびしょびしょになってしまい苦手だ、という人もいるようです。また、小さい子どもなどは一度怖い思いをすると二度と点眼がいやになってしまうでしょう。
そこで、差すのにはコツがあり、上を向いて真上から落とすのではなく、目尻から差すのがポイントです。容器を持って少しだけ顔を上に向け、「あかんべー」をする要領で目の下を引き下げましょう。そこへ目尻からそっと差すと怖くありません。真上を向く必要もないので、自分が点眼するときもオフィスなど人の目がある場所でも恥ずかしくありません。
さらに、目薬を点眼したら数十秒目を閉じて薬剤をとどめておくのが正しい差し方だと言われています。ティッシュか、できれば清潔なハンカチなどを用意してスマートに点眼し、点眼後はハンカチで目頭を軽く押さえ、薬剤をなじませるようにしましょう。小さい子どもの場合は膝に乗せるなどしてうしろから目頭に差してあげると、容器や水滴が見えないので怖さもやわらぎます。